WordPressでの正しいブログ記事の書き方
WordPressのビジュアルエディタは、Wordのような感覚で記事を書くことができます。特別な知識は必要ありませんので、会社の情報発信やブログの更新などを、ご自身で行っていただくことができます。
しかし意識しないでWordPressを使ってしまうと、構造上正しくないブログになってしまうことがあります。構造上正しくないと、ユーザーが読みづらいだけでなく、検索エンジンのロボットが上手く内容を理解することができません。その結果、ユーザーが離脱してしまったり、検索結果での順位が本来より低くなってしまったりする可能性もあります。
そこで今回は、WordPressでの正しいブログ記事の書き方をご紹介します。
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段落は「Enter」、改行は「Shift+Enter」
同じ内容でも、「段落」と「改行」を上手く入れられているかどうかで読みやすさはかなり変わります。ブログを訪れたユーザーを離脱させないためにも、段落と改行を適切に入れて、見やすい文章にしましょう。
文章・内容を区切りたいときは、段落を変えましょう。段落を変えるときは「Enter」を押します。
見やすくするために行を変えたいときは、改行をしましょう。改行するときは「Shift+Enter」を押します。同時押しというよりも、「Shift」を押しながら「Enter」を押すとやりやすいと思います。
適切な見出しをつける
ページが長文になる場合は、見出しがないとメリハリがなく、読みにくい文章になってしまいます。見出しを入れることでページ全体の構成がわかりやすくなり、ユーザーもどのような内容なのか把握しやすくなります。
テキストを選択して、ツールバーのセレクトボックスから選択することで、見出しタグが適用されます。
「見出し」と「太字」機能を混同しない
注意点として、見出しと「太字」機能を混同しないように気を付けましょう。
太字機能でも、なんとなく見出しのような表現をすることはできます。しかし構造的には別物です。検索エンジンが「見出し」として認識できないので、ブログの検索順位が本来より低くなってしまうかもしれません。
見出しは必ず「見出し」機能を使って設定しましょう。
見出しに適切なキーワードを設定する
こちらは正しい書き方というよりも、SEO上のポイントです。
見出しに適切なキーワードを設定すると、SEO上有利になります。重要なキーワードは、なるべく見出しに入れることをおすすめします。
例えば、もし「excel 勉強方法」と検索された時の検索順位を上げたいのであれば、「excel」「勉強方法」というキーワードは見出しに入れるようにしましょう。
とはいえ、無理やりキーワードを詰め込むのは逆効果です。読みやすさを無視して詰め込むのではなく、自然に読める範囲内でキーワードを入れましょう。
見出しタグは数字の小さい方から付ける
見出しにはh1、h2、h3……といった種類があります。
h1が記事のタイトル、h2が大見出しといったように、数字が小さいほど重要度が高くなります。
- h1:記事タイトル
- h2:大見出し
- h3:中見出し
- h4以降:数字が大きいほど小さな見出しになっていく
見出しの付け方の正しい例
本の見出しのように、整理された見出し構成にしましょう。
誤った見出しの付け方例
h1の次にh3が来たりなど、見出しの大きさを無視した使い方は誤りです。
まとめ
WordPressのビジュアルエディタはHTMLを書き出すことを目的としているので、オフラインのエディタと比べるとクセがありますが、慣れればストレスなく書いていただくことができると思います。
WordPressで記事を書かれる際は、ぜひ今回ご紹介したポイントも参考にしてみてください。
また当社では、このような「自分で更新できるホームページ」の制作も行っております。ホームぺージに関するお悩みやご質問がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。