山陽マガジン sanyo magazine

パーキンソンの法則って?克服するコツは?

仕事は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する……このことを「パーキンソンの法則」といいます。

「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、具体例を見れば「あるある」と納得する方も多いかと思います。たとえば、あなたにはこんな経験はありませんか?

  • 学生のころ、夏休みの宿題は7月から手をつけていたのに、結局8月末になっても終わっておらず、大慌てで片づけた
  • 納期まで時間がある仕事だったのに、時間をかけすぎてしまい提出は納期ギリギリになってしまった

時間に余裕があれば、その分だけ早めに仕事が終わるのか?というと必ずしもそんなことはありません。
「まだまだ時間がある」と思うと集中力が欠けてしまったり、調査などに時間をかけ過ぎてしまったりして、余裕のあったはずの時間を使い切ってしまうことがあります。また着手自体が遅れてしまい、その結果期限ぎりぎりになってしまう場合もあります。

人はタスクを与えられると、「完了させるのに必要な時間はどのくらいか?」ではなく「完了までにどれくらいの時間が与えられているか?」を考えると言われています。もちろん期限は重要なのですが、期限までに余裕がある場合は、この考え方が時間の無駄遣いや効率の悪いワークフローにつながってしまいます。与えられた全ての時間を必要としない場合でも、時間を使い果たす必要があるように感じてしまうのです。

パーキンソンの法則を克服して生産性を高めるには?

このパーキンソンの法則を克服し、仕事を効率よく終わらせるにはどうしたら良いのでしょうか?

仕事をタスクに分けて時間管理をする

作業の予定を全て明確にして、スケジュールを作成し、それに沿って行動します。やり切れるスケジュールを立てることが重要なので、無理に詰め込み過ぎないようにしましょう。

自分で期限を設定する

期限まで余裕がある場合は「時間はどれくらい与えられているのか?」ではなく、「作業に必要な時間はどれくらいか?」を考えましょう。その上で、実際の期限より短い「自分の中での締め切り」を決めて、それに間に合うように行動します。

タスク管理ツールを利用する

様々なタスク管理ツールがありますので、ツールを活用して時間管理を行うのもおすすめです。

まとめ

パーキンソンの法則は、特定の人にだけ働くものではなく、多くの人が持つ習慣のようなものです。
仕事の進め方を工夫すれば効率アップに繋がるかもしれません。ぜひ見直してみてはいかがでしょうか?

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