会社案内パンフレットとホームページの効果的な使い分け方
会社案内パンフレットと、会社ホームページ(コーポレートサイト)。どちらも会社の情報を発信するためのツールですが、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれどのように使えば効果的なのでしょうか?
今回は会社案内パンフレットとホームぺージの効果的な使い分け方や、連動のしかたをご紹介します。
CONTENTS
会社案内とホームページのそれぞれのメリット
紙媒体のパンフレットとホームページ、それぞれの強みをご紹介します。
会社案内パンフレットのメリット
オフラインの営業活動や採用イベントで、こちらから配布できる
ホームページは、ユーザーが自ら検索して訪れてくれなければ見てもらえません。
一方会社案内パンフレットは、オフラインの営業活動や合同企業説明会などで、こちらから相手に配布して見てもらうことができます。今まで貴社を知らなかった方にも、会社やサービスを紹介することができます。
読ませたい順番で見せることができる
ホームページは、ユーザーが最初に訪問するページがトップページとは限りません。入口となるページは様々で、その後どのページを見るかもユーザー次第です。
一方パンフレットはページ順が決まっているため、「初めに会社の想いを知ってもらい、次に特長を見せて……」といったように、相手に知ってほしいことを、見せたい順番で読ませることができます。
また、ページ順が決まっていることをデザインに活かし、例えば会社の創業からのストーリーを表現するなどの見せ方も可能です。
情報やメッセージをコンパクトに、効率的に伝えられる
ホームページは、ユーザーの利便性やSEOのため、幅広い情報を網羅して掲載する場合が多いと思います。
一方、会社案内パンフレットは情報量が限られますが、逆に重要な情報や特に伝えたいメッセージをコンパクトにまとめて、効率的に伝えることができます。
信頼感・ブランドイメージの構築
物理的に手に取ることができるパンフレット。信頼性を感じさせやすく、ブランドの表現方法も多様です。デザインだけでなく、加工方法や紙の種類、手触りなどでもブランドを表現することができます。
保管できる
会社案内は手元に置いて保管できるというメリットもあります。今すぐ購入予定がないサービスも、必要が生じた際に「そういえば」と見返してもらえることが期待できます。
ホームページのメリット
Webからの集客ができる
集客向けのコンテンツも充実させて、Web広告やSEO・SNS等でユーザーをサイトへ誘導することで、Web経由での集客が可能です。
情報量に上限がないため、幅広い情報を詳しく掲載できる
会社案内パンフレットは、載せられる情報量に限界があります。
一方ホームページであれば、コンテンツ量に上限はありません。ページ数に縛られず、様々な情報を詳しく掲載することができます。
最新情報を発信できる
「お知らせ」などの更新頻度の高い部分は、「CMS」という、専門知識のない方でも簡単にページを追加・更新できる機能を搭載しておくことで、いつでもご自身で最新情報を発信することができます。
内容に変更があった場合も、紙のパンフレットのように刷り直したりする必要はありません。
会社案内パンフレットとホームページを効果的に使う方法
会社案内パンフレットとホームページのメリットをご紹介しました。紙媒体とweb、それぞれの強みを営業や採用活動に活かす方法をご紹介します。
ホームページから会社案内への連動
ホームページと会社案内を連動させる方法として、資料請求フォームの設置があります。
手軽に会社案内を取り寄せられるようにすることで、「営業マンとの接触はまだちょっと」という方のハードルを下げる効果が期待できます。
会社案内が、営業マンの代わりに貴社の特長やサービスの魅力を伝えて購買意欲を高めてくれます。
既存顧客へのアプローチ
こちらから渡すことのできる会社案内パンフレットは、既存顧客へのアプローチにも適しています。会社案内を通じて、現在受注できていないサービスも手軽に紹介することができます。
オフラインで出会った方へのアプローチ
オフラインの営業活動や合同説明会で出会った方に会社案内を渡すことで、会社やサービスの特長を伝えることができます。更に詳しく知りたい方はQRでホームページへ誘導することで、サービスの詳細を知ってもらい検討していただくことができます。
まとめ
会社案内もホームページも、会社を紹介するという点は同じです。しかし単に同じ内容を媒体を変えて掲載するのではなく、紙ならではの強み・Webならではの強みを活かせると営業や採用活動に役立てることができます。